サンプル 2
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ようせいたちは みな こんやの ぶとうかいに そなえて おけしょうの さいちゅうでした。 ツキミソウのようせいは つややかな クリームいろのドレスに おそろいの かわいらしい くつをはき クリームいろの アイシャドーをつけて とても みりょくてきです。 マリーゴールドのようせいの きんいろのドレスも うっとりするほどの うつくしさ。 かがみの まえで サッシュを しめてもらっているのは ポピーのようせい。 まいちゃんは すてきな ようせいたちに ただ みとれるばかりでした。 |
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そんな はなのようせいたちの なかで ひときわ きよらかで うつくしいのが バラのようせいでした。 「まいちゃん よくいらして くださいました。 ぶとうかいが ぶじにおわりますように みとどけてください」 バラのようせいは まいちゃんのてをとって いいました。 「バラのようせいさん。そんなに しんぱいしないで! きっと おやくに たてると おもいます。 どうぞ あんしんして ぶとうかいに いらしてください」 まいちゃんは ちからづよく いいました。 「まいちゃん ありがとう。 これで あかるい きもちで ぶとうかいに いくことが できそうです」 |
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そのころ おしろの そばにある おおきな カシのきの あなにすむ クモのまじょも ぶとうかいにいく じゅんびを していました。 クモのいとで おった くろいドレスと あかいめが ロウソクのひかりに あやしく ひかっています。 「この まほうのかめんを かぶれば どんなに よごれたこころも かがやくばかりの うつくしさ。 おうじさまも むちゅうになるはず。 おきさきに なったら このくにを のっとって わたしの おもいのままに してしまおう」 まじょは あやしく わらいました。 |
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こがねいろの ゆうひがしずみ あたりは すっかり よるのけはいに つつまれました。 さあ ぶとうかいの はじまりです。 つきのひかりに てらしだされた ふしぎな ひろばに あつまった ようせいたちは おもいおもいの うつくしい ドレスを みにまとい それはそれは はなやかです。 まいちゃんは ゆめのような ぶとうかいを ちょうちょといっしょに きんいろのクッションにすわり ながめていました。 うつくしい ようせいたちの なかでも おうじさまは やはり バラのようせいの きよらかな うつくしさに こころを うたれました。 そして 「わたしの おきさきは このかたをおいて ほかにいない」 と おもうのでした。 かろやかに ゆうがに おどる おうじさまとバラのようせいの すがたに だれもがみとれ おにあいだと ささやきあいました。 |
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